こんにちは、小室です。
韓国観光公社日本人ネットワークでの大邱へのモニターツアー。
最後の記事となります!
セラヴィを出た後、医療宣教博物館の近くを見学しながら、
西門市場に向かいました!
(素敵な建物だったのですが、上手く撮れていませんでした…)
(ちょうど曇ってしまいまして…天候に左右されず写真を撮れるスキルを身につけます!)
市場の周りでも、野菜や果物、お菓子を売るお店が並んでいます。
西門市場
朝鮮時代の三大市場といえば、大邸・平壌・江景の3ヶ所を指したそうです。
大邸の城郭の西側に位置したことで、西門市場と呼ばれました。
大型駐車場も併設されているので、本当に便利ですよね。
韓国といえばコレ。道端での囲碁など、おじさまがたがこのように集っています。
伝統ある市場なのですが、こうしたカフェもあります。
若者向けで、おしゃれなコンテンツがあるのも面白いところですよね。
ピリリと辛い醤油につけて出来たてを頂きます~。うまい!
ホットクやトッポッキも美味しそうでしたが、昼食前だったので写真だけ…。
ここ西門市場は繊維製品が全国的に有名です。
ガイドして下さった方に連れられ、チマチョゴリのお店へ。
お嬢さんが結婚なさった時、こちらにお世話になったそう。
せっかく来たのだから、と主人の方が私たちにシッケをごちそうして下さいました。
シッケはあまり好きではなかったのですが、こちらのシッケ、とっても美味でした!
シッケの宅配サービスが、この市場で定着しているようです。
主人が電話で注文していたら、「5杯ね~」とお店の方が横を通り過ぎていきました(笑)
清涼里の青果市場、東大門の広蔵市場など、とにかく行く先々で市場に行きます。
そこで暮らす方々の生活が垣間見れる市場は本当に興味深いです。
お昼 カルグクス
お昼は市場を少し外れたところの「ハムジバッ」でカルグクスを頂きました。
まずはパンチャンから。
大きい!たっぷり!色とりどり!!
優しい彩りで、カラフルな麺が食欲をそそります。
開戦の味がしっかり出ていて美味しかったです。
そして安い!こんなに美味しいのに!!
器を横から撮った写真。これを4人で食べました。
韓国はムール貝をふんだんに使うんですよね~。
沢山穫れるからでしょうか。ムール貝好きとしては嬉しい限りです。
満腹のお腹を抱えて、最後の目的地まで暫し夢の中へ…zzz
韓日友好館
いよいよ最後です。
大邸とのお別れが近付いていて、しんみりしながらの見学となりました。(笑)
こちらは鹿洞書院の隣に作られた施設。
鹿洞書院は金忠善(日本名、沙也可)を祀っています。
金忠善は元々日本人で、文禄の役の際に朝鮮半島に出兵しますが、
その時の戦いに疑問を感じ、部下とともに投降、帰化したとされています。
ある新聞の特派員による現地の様子を伝える企画のなかで、
毎年、沙也可の子孫たちが集まり、祭祀を行っていると報じる記事がありました。
そこでは、子孫の皆さんは自身のルーツを誇りに感じ、交流の架け橋を担っているともありました。
日韓の交流が難しい局面に立たされていた時期に見つけて、とても心が暖まりました。
偶然ではありますが、今回のツアーで訪れられて良かったです^^
こちらでは茶道体験を行いました。
人数が多いため、振る舞って下さったものを頂きました。
飲み方にはルールがあります。
①右太ももに手を当てて挨拶
②器を左手に乗せて、右手を添えて3回に分けて飲む
一口目を飲み、器を胸の前に
二口目を飲み、お腹の前に
三口目を飲み、器を置いて、右手で器の口元を拭って、右手で戻します。
それを3回繰り返した後に「충분히 마셨습니다」(十分に頂きました)と言って、おしまいです。
一番奥の席が一番位が上の人間が座るので、
一番奥の席に座った人物が飲み始めてから、下座の人間も飲み始めます。
展示室には、日本の伝統文化に関する展示もありました!
鹿洞書院(ノットンソウォン)
友鹿里(ウロンニ)という地名は自然と交わり、つつましく暮らそうという心から金忠善自身が名付けたと伝わっています。
彼はどのような思いで、ここに立っていたのでしょうか。
晩年は友鹿里に定住し、学者として学びを深め、住民の教育に励んだそうです。
1642年に死去とありますが、71歳ととても長生きしたことになりますね。
金忠善自体、存在しなかったとする主張もあります。
誰かが存在したか否か、明確に証明することはなかなか難しいでしょう。
また、時間が経過する中で脚色されていることもあると思います。
ですが、日韓の交流の架け橋となってくれている日本人の存在に
学ぶべき姿をたくさん見ることは出来ると思います^^
ここで、ガイドをして下さっていた皆さまともお別れです。
2日間、大変お世話になりました。ありがとうございました!
所感、おみやげ紹介
様々なジャンルの体験、見学をすることが出来て、
とてもバランス良く、充実したモニターツアーとなりました!
こちら、全ておみやげです。多謝!
大邸は真鍮も有名だそうですよ!
右下は、以前、仁川で購入したスカーフとともに
西門市場で購入したペンケースと頂いたスッカラッ・チョッカラを
日本にいる両親にプレゼントとして送りました。
気に入ってくれればいいのですが…^^
ここまでお付き合い下さり、誠にありがとうございました!
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